令和4年3月27日現在で閣議決定されている雇用保険料率についてのお知らせです。
雇用保険料率は2段階引き上げ
令和4年度の雇用保険料率は4月と10月の2回に分けて引き上げがあります。
4月に事業主負担分が0,5/1,000の引き上げ。
10月には労働者負担分と事業主負担分がそれぞれ2/1,000(合計で4/1,000)の引き上げとなる予定です。
具体的な雇用保険料率の変化
一般の事業
令和3年度 ・9/1,000(労働者負担3/1,000・事業主負担6/1,000)
令和4年4月〜・9.5/1,000(労働者負担3/1,000・事業主負担6.5/1,000)
令和4年10月〜・13.5/1,000(労働者負担5/1,000・事業主負担8.5/1,000)
農林水産・清酒製造の事業
令和3年度 ・11/1,000(労働者負担4/1,000・事業主負担7/1,000)
令和4年4月〜・11.5/1,000(労働者負担4/1,000・事業主負担7.5/1,000)
令和4年10月〜・15.5/1,000(労働者負担6/1,000・事業主負担9.5/1,000)
建設の事業
令和3年度 ・12/1,000(労働者負担4/1,000・事業主負担8/1,000)
令和4年4月〜・12.5/1,000(労働者負担4/1,000・事業主負担8.5/1,000)
令和4年10月〜・16.5/1,000(労働者負担6/1,000・事業主負担10.5/1,000)
以上のように令和4年度の引上げ分は4,5/1,000です。これは従前の一般業種の雇用保険料率が9/1,000であったことを考えると1.5倍の負担増となる計算です。